海岸フィールドワーク&「海ごみ」を考えるワークショップ
取り組み概要
「海のごみ」はどこから運ばれてくるのか、綺麗な砂浜の中はどのような「ごみ」が含まれているのか、海岸フィールドワークを通して現場で学びの機会を創出しています。
さらに、仕事と暮らしの2つの観点から「海ごみ」を考えるゲーム体験を行います。
目で見た事実から行動に繋げる体験型ワークショップで実践力を身に付けて、行動の変化を促す活動に取り組みました。
受賞者からのコメント
神奈川県の象徴的な存在として「海」があります。海洋環境保全の視点から海洋プラスチックごみ問題に取り組む必要性を感じ、気づきや学びの機会へゲーミフィケーションを取り入れ、体験を通じて楽しみながら問題意識を持ってもらうアプローチが特徴で、参加者から「自分が行動することで周りを巻き込みたい」という理解を深めることに繋がります。
このような「体験」を通じて、参加者が主体的に考え、行動に結びつけることを目指しています。
産業廃棄物管理のDXにより廃棄したゴミの
約90%をリサイクル実現
取り組み概要
ショッピングモール内のテナント会議で、「企業の体重計」で取得した店舗ごとのゴミの排出量を報告し、排出量削減の施策を検討・実施しました。
これにより、今までリサイクルをせずに廃棄していたゴミの数量を把握することが可能となり、改善策を実施することで、廃棄したゴミの約90%をリサイクルすることが実現しました。
受賞者からのコメント
「アナログな産業廃棄物業界をITの力で変革する」ことを理念に掲げ事業を推進しています。
ごみ箱の下に体重計を敷くだけで、ごみ量数値やリサイクル率の算出などが行える「企業の体重計」を活用し、目標と実績を数値として容易に把握できるようになり、今まで見えなかった部分を数値として「見える化」することで、担当者の廃棄物削減意識が高まり行動変容のきっかけとなりました。
社会的課題の解決と事業を両立し、「CSV経営」を目指して今後とも取り組みを続けていきたいと思っています。
「食」を通じた地域社会への貢献と
フードロス削減、環境保護推進
取り組み概要
「食べることの大切さと向き合う」を理念に掲げ、業務拡大を進める中で販売時にキムチを入れる容器削減、食品ロスの削減、地域連携などの課題に対して向き合いました。
容器の削減では、プラスチック容器の使用を年間85%削減達成することに成功し、廃棄野菜を動物園で飼育する動物たちの餌として活用する食品ロスの取り組み、障がい者支援施設や就労支援センターと連携した地域産業の活性化、持続可能な共創社会の展開につながりました。
受賞者からのコメント
神奈川県川崎市で「あごが落ちるほど旨いキムチ」を販売する「おつけもの慶」は、店舗販売、催事、EC等での販売を行っています。
使い捨て容器の削減、食品ロスの削減、障がい者支援施設との連携、地元学校との共同商品開発など、日々の業務を通じてSDGs活動に取り組んできました。
今回、受賞に選ばれたきっかけでもある「容器の見直し」については、プラ容器、PP袋など使い捨て包材を、再生可能な植物原料由来の素材へ転換し、使い捨てプラスチックを85%削減することができました。
今後は神奈川県や川崎市の地域と一体となりながら事業を継続・発展させ、川崎の名産、そして神奈川の名産として「おつけもの慶のキムチ」を広めていきたいと考えています。